『ぷよぷよ7』プロデューサーコラム

第2回 新ルール「だいへんしん」と定番ルール

みなさん、こんにちは!
『ぷよぷよ7』プロデューサーの細山田水紀です。

できるだけ多くの方に、まずは『ぷよぷよ7』を知ってもらいたい、遊んでもらいたいということで、関係者各位のご協力で、お手持ちのニンテンドーDSでの配信体験版『ぷよぷよ7 たいけんばん』の配信がはじまりました。

7月30日発売予定『ぷよぷよ7(セブン)』、体験版を配信中!

「みんなのニンテンドーチャンネル」「DSステーション」「ニンテンドーゾーン」とさまざまな場所で、お手持ちのニンテンドーDSにダウンロードして、電源を切るまで遊ぶことができます。

今回の体験版では、新ルール「だいへんしん」で「りんご」「アルル」のいずれかを選択して、COMとフリーたいせんをプレイすることができます。DSステーション「Touch! Try!DS」では、「ストーリー」モード第1話と第2話で、コンピュータとの対戦を店頭で体験することができます。

ニンテンドーDS版発売前にいち早く新ルールを遊ぶチャンスですので、今週末からはじまる「店頭体験会&ゲーム大会」と合わせてチェックしてみてください。

ということで、今回は『ぷよぷよ7』に収録されている新ルール「だいへんしん」と定番ルール「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」「なぞぷよ」をご説明します。

新ルール「だいへんしん」の遊び方

今回は、新ルール「だいへんしん」をゲームの流れに沿って、まずは変身するところまでを説明します。

へんしん選択

ゲーム開始時に、「でか」「おまかせ」「ちび」と3つのへんしんタイプから1つを選んでゲームを始めます。
「でか」を選ぶと、「でかぷよへんしん(でかぷよラッシュ)」となり、「ちび」を選ぶと、「ちびぷよへんしん(ちびぷよフィーバー)」となります。
「おまかせ」を選ぶと、最後に消したぷよの色で、どちらかのへんしんになります。

「クイックドロップ」

通常、下を押し続けることで早く落とすことが可能ですが、上を押すと、急速落下で一気にぷよを下に落とすことができます。
(この操作は、「だいへんしん」ルールのみで使用可能です。)

へんしん方法

相手から攻撃された際に、フィールド上側の外に表示される「予告おじゃまぷよ」を相殺するか、フィールド内に落ちている「おじゃまぷよ」を1個消すごとに、画面中央にある「へんしんゲージ」が1つたまります。(へんしんタイムも増えていきます。)

へんしんゲージが7ついっぱいになると、だいへんしん。
ゲーム開始時に選択したタイプに従って変身し、「へんしんタイム」がゼロになるまでへんしん状態が続きます。へんしん中は、×にぷよを置いてもゲームオーバーにはなりません。(「へんしんタイム」が大幅に減るのみ。)

でかぷよへんしん&ちびぷよへんしん

へんしん(その1): でかぷよへんしん(でかぷよラッシュ)

いつものぷよが同じ色が3つくっつくと消える「でかぷよ」にへんしん。
ぷよが1コもない「3 x 6」の大きさのフィールドに切り替わり、連鎖した後、一定時間内に続けてぷよを消すと連鎖数がプラスでカウントされる「うわのせれんさ」となります。

ちなみに、「うわのせれんさ」としてカウントされる一定時間内であれば、「へんしんタイム」がゼロとなって、へんしんモードが終了しても引き続き、「うわのせれんさ」が可能なので、最大合計99連鎖を狙うことが可能です。

へんしん(その2): ちびぷよへんしん(ちびぷよフィーバー)

ぷよの大きさがいつもよりもだいぶ小さい「ちびぷよ」にへんしん。
「10 x 18」の大きさのフィールドに切り替わった後、あらかじめ連鎖が組まれた状態の「れんさのタネ」が上から降ってきます。

大きな連鎖ができる開始ポイントを見つけたら、そこから連鎖できるようにぷよを置くことがポイントです。連鎖に成功すれば、次により大きな連鎖が組める「れんさのタネ」が降ってきて、失敗すると前回よりも小さい連鎖の「れんさのタネ」が降ってきます。自分で連鎖を伸ばせば最大47連鎖できるので、ぜひチャレンジしてください!

説明を読む限りでは難しいと感じる方も多いと思います。
今回、この新ルール「だいへんしん」をさまざまな方に遊んでもらう機会があったのですが、ゲームを普段遊ばない方や「はじめてのぷよぷよ」な方、「ぷよぷよ」を遊びつくしている方など、それぞれのレベルの方が一緒にプレイしても楽しめるルールだと実感しました。
新しいかけひきもあるので、ぜひ試してみてください。

定番ルールも収録!

新ルール「だいへんしん」に加え、人気定番ルール「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」「なぞぷよ」も収録しています。それぞれ、2人〜8人(「なぞぷよ」は4人まで)で対戦したり、チームで対戦したりすることができるので、ぜひ遊んでほしいと思います。

ぷよぷよ

同じ色4つをつなげると消えるぷよぷよ。 本作では、初代「ぷよぷよ」ルールと呼んでいます。
「ぷよぷよ通」ルールでは相殺(そうさい)がありますが、このルールではありません。できるだけ早く連鎖を組んで相手におじゃまぷよを送り、手元の組ぷよを回転させて着地を遅らせる「まわし」というテクニックが有効です。

ぷよぷよ通

初代「ぷよぷよ」におじゃまぷよを相殺できるシステムが入ったもの。相殺ルールが入ったことで、相手とのかけひきがレベルアップしました。
表示されている予告ぷよ以上の得点を出せば、その差分だけ相手へおじゃまぷよを送れるので、大連鎖を組むことを競い合うのがポイントとなっています。

ぷよぷよフィーバー

相手とのおじゃまぷよの送りあいのタイミングなどのかけひきの延長線上で、相手から送られてきたおじゃまぷよを相殺すると「フィーバーモード」に突入。
大連鎖の爽快感を味わえるのがこのルールの特徴です。フィーバー中は、あらかじめ連鎖が組まれた「れんさのタネ」が落ちてきて、成功すればより多くの連鎖が可能な「れんさのタネ」が降ってきます。フィーバーモード中に連鎖をさらに伸ばしたり、全消しを狙ったりすると上手いプレイとなります。

なぞぷよ

次々に出される問題を、相手よりも早く解いてノルマをクリアするルールです。
「5個以上同時消し」「3連鎖以上」などのお題をできるだけ早く解かなければなりません。先にノルマをクリアした人が勝ちとなります。
「ちょうど2連鎖」など、ひとひねりした問題ももちろん収録しています。

 

さいごに

今回、「だいへんしん」ルールが本作の一番のポイントとなっていますが、初心者〜上級者まで、老若男女、1人でも大人数でも楽しめるようにさまざまなルールを収録しました。
人数分のニンテンドーDS本体があれば、カートリッジ1本で最大8人までDSダウンロードプレイで対戦可能です。
COMを交えての8人対戦もできるので、新ルール「だいへんしん」の8人対戦はぜひ遊んでほしいと思います。

また、自分の得意ルールをみつけて家族や友達と勝負したり、全てのルールをマスターしたり、「だいへんしん」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」で全国のプレイヤーに挑戦したりなど、遊ぶ人それぞれ自由にぷよぷよを楽しんでもらえるとうれしいです。

今回はここまで。
次回のコラムをお楽しみに!

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